前回のお話では、満潮と干潮の回遊について書きました
大きい魚などは満潮時には浅瀬に、干潮時には深場に
カメは干潮付近にと書きました、例外のお話をしてきます
回遊にはいくつか種類があります。
・餌の回遊
・産卵の回遊
・越冬の回遊
など、様々です。
慶良間では夏になるとキビナゴが浅場に大量にあつまります
それを狙って、カツオやツムブリ・ガーラなどが回遊してきます
干潮の時間にも関わらず大物が浅瀬で見れるわけですね
岸に追い込み、捕食するので潮が引いている方が捕食しやすい
まさに餌回遊です
産卵の回遊と言えば、これからのコブシメですね
普段は深い所に生息していて、冬になると浅場にやってきます
産卵のために。。。
イカは寿命が約1年、2年。
そんな集大成が見れるのが冬なわけです
越冬回遊ではもちろんクジラ!
南極で生活している彼らも冬には沖縄やオーストラリアにきます
繁殖、そして子育てです
慶良間で観察できる生物を例にあげました、が
自分たちが普段食べている魚の事を考えるのも面白いですよ!
サケ、サンマ、アジ全部回遊の魚です。